尼崎市総合文化センターは、あましんアルカイックホール、あましんアルカイックホール・オクト、アルカイックホール・ミニ（玉翔の間）、美術ホール、文化教室 、会議室などを含む複合施設です。

　大阪を拠点に活動する絵本作家・長谷川義史さんの作品は、ほのぼのとした雰囲気と表情ゆたかでユニークな登場人物が印象的です。

　ダイナミックな筆づかいから生み出された登場人物たちは、絵本の中で笑いあり涙ありの物語をくり広げます。ふるさと大阪を舞台に、家庭や学校での日々を描いた作品には、家族や先生、友人を大切に思う気持ちが込められています。また、戦争や震災をテーマにした作品には、身のまわりに当たり前のようにある幸せの大切さを改めて考えさせられます。

　本展では、絵本原画を中心にイラストやスケッチ、立体作品など約230点を展示し、「世界中のみんなが笑っていてほしい、幸せであってほしい」という願いが込められた長谷川さんの絵本の世界を紹介します。また、テレビの人気番組だった「ちちんぷいぷい」の「とびだせ！えほん」コーナーで長谷川さんが描いた尼崎の風景スケッチも特別出品されます。2022年から始まった全国巡回展の最終会場となる尼崎で、長谷川さんの作品の魅力をたっぷりとお楽しみください。

 

【参考出品画像】

 

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[作品キャプション]

①「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」原画　2000年　BL出版

②「いいからいいから」原画　2006年　絵本館

③「おかあちゃんがつくったる」原画　2012年　講談社

④「シバ犬のチャイ」原画　2013年　文：あおきひろえ　BL出版

⑤【特別出品】「とびだせ！えほん」番組用に描いた作品「尼崎」

 

©長谷川義史

 

 

 

 

 

 長谷川義史(はせがわ よしふみ)

1961年、大阪市藤井寺市生まれ。グラフィックデザイナーを経て、『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版)で絵本デビュー。これまでに150冊以上の絵本を発表し、独自のタッチとユーモアあふれる作風で大人から子どもまで人気を集める。また、社会的なテーマにも意欲的に取り組んでいる。好きなものは温泉とお酒、嫌いなものは甘いもの。

 

 

オリジナルポストカードをプレゼント

展覧会期中にミュージアムショップにて書籍やグッズを1,000円（税込）以上お買い上げの方先着1,000名様に、尼崎会場限定のオリジナルポストカードをプレゼント。(お一人様１枚)

「へいわってすてきだね」未採用原画　2014年　ブロンズ新社

 

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